マンションリフォームの工事着工前のトラブルを未然に防ぐ注意点
マンションのフルリフォームは一通常の戸建て住宅と違い「管理規約」など様々な制約の中で行う必要があります。
そのようなルールを無視、もしくは知らないまま施工を行ってしまうと大変なトラブルに発展しかねません。
犯した違反の内容によっては、工事の中止や原状復旧を管理組合から求められることも・・。
また、後々の問題になってくるのが、リフォーム中に発生したトラブルがきっかけで近隣に住まう居住者との関係に深い溝が入ってしまうケースも少なくありません。
今回は、工事着工前に発生する一般的な問題点を上げさせて頂き、トラブルを未然に防ぐ知恵袋になれば幸いです。
リフォーム前に気を付けるポイント
マンションの管理組合への許可
リフォームの施工内容が決まり、お客様との契約が完了したらリフォームがスタートします。
しかし、その前にマンションの管理組合に工事の作業内容、工期、及びリフォームの仕様に関しての資料を提出して、あらかじめ承認を取る事が必要です。
工事前の挨拶
マンションリフォームの工事中に伴う音や臭い、振動などは居住者にとって不快に感じることもあります。施工する職人も気を遣いながら周りに迷惑をかけないよう作業を行いますが全て防ぐことは至難の業。
そのような前提で工事を進めるので、居住者の方には事前にご挨拶をされることがとても大事になります。
リフォームのスケジュールと時期
日曜や祝日などの休日に関してはお隣さんや上下階の方も在宅している可能性が高いです。そのため、休日に関しては施工をするのを極力控える配慮、及びスケジュール組みが大切になります。
電気・ガス設備について
管理組合によっては各戸で増設できる『電気容量』などに制限が設けられていることがあるので事前の確認が必須になります。
特にオール電化(IH)に変更する場合は注意が必要です。
まとめ
如何でしたでしょうか。
理想のリフォームをすることに意識が集中してしまい、工事着工前に行うべき手続き、及び同じマンションに住まう方への配慮が非常に重要という事がお分かり頂けたかと思います。
今回は、工事着工前の注意点ですが、次回はリフォーム中に発生する可能性があるトラブルについてお伝えさせて頂きます。