責任を逃れるリフォーム業者

マンションリフォームの引き渡し時はご用心!

責任を逃れるリフォーム業者

マンションリフォームが完了後に、リフォーム依頼した施主さん立ち会いのもと引き渡しが行われます。

そこでリフォーム後の室内を見回ったうえで、施主さんかが「問題ありません」となるばリフォーム工事が完了という流れになります。

しかし、ちょっと住んでみた後に「これはちょっと気になるよなぁ」といった箇所が複数見つかることもしばしば。

実はこの手のクレーム、実は最近特に多くなっており、消費者センターなどにも数多くのお悩みの相談があるんだとか。


見回り後に欠陥があっても、リフォーム業者は知らんぷり

知らんぷり

こんな話があるんです。

あるお客さんは引き渡し後に寝室の壁紙に目立つレベルのシワが出来ているがどうしても気になり、その不具合を依頼したマンションリフォーム業者にクレームを入れました。

しかし、改めてチェックしたものの「何が原因でシワが出来てしまったのか分からない」との一点張りで、その職人も心当たりがないと言います。

結果的には誰も責任を取らない雰囲気に・・。

そのお客さんも「見回り時にそこまで説明はなかった」と憤慨されていたようですが、もはや後の祭り。

依頼したリフォーム業者からのフォローもそれ以降、全くなかったそうです。


見回り後にOKを出してしまう前にくまなくチェックを!

マンションリフォームの際の平面図

お客さんも引き渡しの際に見回ってOKを出してしまった以上、住み始めてから汚れたという可能性もあり、業者に責任を追及しにくい状況になってしまうのは、お分かり頂けましたでしょうか。

最終的には誰も責任を取らずにうやむやになり、そのクレームむ時間がたって立ち消えになってしまうこともしばしば。

マンションリフォームに携わった下請け職人がミスをして、管理する立場の元請けが見落としていたなんてことも多々あります。

引き渡し前に必ず、リフォーム箇所を「これでもかっ!」と言うくらいくまなくチェックすることが大切です。